毎度ありがとうございます。年内に出す予定でしたが無理でした^^;なので"今年"や"来年"などの時間を指すワードはそれぞれ2022年を基準に補完してください。
昨年のは自分で見返してもなかなか見づらいなぁと思ってたので少しテコ入れ。都道府県別にして見たいものだけ見れるようにジャンプ機能をつけました。
さて、今年食べたラーメンは340杯でした。前年比的には+86杯。例によって取り上げるのは、取り上げたいと思ったお店のみ(伝われ)。なので美味い不味いは関係ないことが多いです。オススメしたいお店にはそう書いておきます。@の前が店名で、後ろが最寄り駅です。ではスタート。
↓下からジャンプできます↓(カッコ内は総数)
全部読むのが面倒な忙しい人に向けに、特にオススメしたいお店の一覧を設けました。こちらからどうぞ。店名をタップするとそのお店の解説にジャンプできます。
インディアン本店@蓮沼
ラーメンとカレーのお店です。括り的には塩ラーメンですかね、白醤油ベースだと思うので。透き通った見た目とは裏腹に強めな味わいで、タレの旨みがストレートに伝わってきます。チャーシュートッピングはこんなにもらっちゃっていいんですか?ってくらいの盛り。
セットの半カレーは欧風です。軽く苦味、酸味があって独特。ラーメンとの相性が良いかはわかりませんが、喧嘩する感じはないです。ラーメンを半分ほど食べてからカレーに手をつけるのがいいとお店の蘊蓄に書いてありました。
セットで最安1100円と良心的な価格なのも嬉しいですね。
鴨中華そば 楓@京王八王子
食べたのはつけ麺のフルトッピング。もったりした鴨白湯とチュルチュル麺の組み合わせです。野趣はそのままで実にパワフル。仄かな血生臭さがポイントで、「鴨を食べにきた」と実感させてくれます。求めているものがちゃんと出てくる…コンセプト重視のお店では大切ですね。
元祖ニュータンタンメン本舗 池袋東口店@池袋
初めて食べたけど、なかなか美味しかった。さっぱり豚骨スープに卵とじ、辛味、実にシンプル。結構中毒性あると思います。困ったときの選択肢として覚えておくといざというときに助けられそうな、そんなお店。都内にはいくつか店舗あるみたいですしね。飲みの締めにも良さそうです。
共楽@銀座一丁目
哀愁漂うフォルム。業界ではこういうのが再注目されてます。ノスラーメンってヤツですね。塩味も旨味も薄めで私は特に美味しいと思いませんでしたが、入れ替わり立ち替わりスーツのおじさんが…つまり銀座の客層には刺さってるということです。有名ですが知ってるとツウな感じがします。
御天 井草本店@下井草
本場博多のくっさい豚骨ラーメンが好きな方にオススメ。
博多長浜らーめん 田中商店 本店@六町
同上。
博多ラーメン しばらく 日本橋店@水天宮前
同上。
博多ラーメン よかろうもん@菊川
同上。こちらは飲み屋としても使えます。ラーメンのクオリティ含め、上で挙げた中では特にオススメ。
「いつ樹」の姉妹店。たま〜に食べたくなる中毒性があり、数年前から年1くらいで通ってます。こちらの銀だら西京味噌つけ麺は鮮魚特有の生臭さがあるので、苦手な人は食べれないかも。万人受けを狙わず、ガンガンふるいにかけていくスタイルがロックで好きです。
桜台らぁ麺 美志満@桜台
あまり話題にならない隠れた名店。いくつかのメニューを食べましたが、こちらの塩ラーメンが圧倒的にオススメです。ベースは鶏、魚介。出汁感強く、あっさりしすぎない塩梅が素晴らしい食後感をもたらす。トッピング一つ一つにも気が配られ、とにかく丁寧な仕事を感じます。いかにも職人らしい店主につきこのラーメンアリ、という感じです。シブい。
自家製中華そば としおか@早稲田
超絶人気店ですが、食べてみて「あれ?」という感じだったのであえて。麺は美味しいんですが、スープがコク、タレ感ともに弱く、麺量が多いだけに食べきるのがかなり大変だった印象。もしかして塩を頼むべきだったか?私がマヌケなだけという可能性もあるので、塩を食べてくれる人柱募集。
支那ソバ おさだ@大山
「たんたん亭」の系譜で、「かづ屋」出身。業界では今年1、2を争うくらいの注目株でした。
修行元の懐かしい雰囲気は残しながらも動物、魚介を強めに打ち出した現代的なチューニングで、自家製麺、ワンタンも含めて非の打ち所がない完成度でした。
オープンしてからずっとスープいじってるみたいなので早いところ再訪しなければ。一度しか行ってませんがオススメです。
↑かづ屋
支那そば たんたん亭@浜田山
歴史のある老舗で、間接的に多くの人気店を輩出しています。たとえば一つ前の「おさだ」は、たんたん亭から分かれた「かづ屋」から。今やたんたん亭直の出身店は2店舗しかないようですが、この手の支那そば系の元祖ということで偉大さがおわかりいただけるでしょうか。
こちらの系譜のお店はそれなりに食べてきましたが、どこもド派手に違うということはないです。それでもなんだか回りたくなってしまう、不思議な魅力があるのです。
純手打ち だるま@中野富士見町
「七彩」出身。ということで鶏メインのスープに打ち立て手揉み麺の組み合わせです。ややおとなしめな味わい。客層幅広くそれに合わせたチューニングか。七彩同様大盛り無料なので迷わず増しましょう。
ミシュラン1つ星獲得店(現在3店のみ)です。カップ麺にもなっている担々麺が有名ですが、実は醤油か塩がオススメだったりします。
と言うのも、カップ麺が「わざわざ店で並んで食べなくてもこれでいいんじゃないか?」と思うほどの出来なんです(笑)もちろんお店のそれには敵いませんが、雰囲気は十分味わえるかと。実際に食べ比べてみるのも面白いと思います。
だしと麺 遊泳@面影橋
「人気店の名物助手が独立」ということで元々話題性はありましたが、繰り出す麺が打って変わってトレンディで余計話題になった印象です。
この油そばの麺の総数はわずか5、6本。すごい製麺技術…。もち麦を扱うお店は今後も要チェックです。
中華そば 多賀野@荏原中延
昼のみ営業でハードルの高いレジェンド店。前3組くらいがこぞって塩つけ麺にするもんで慌てて私もそれにしたんですが、まとまりを考えるとラーメンのほうが間違いなさそうです。麺が美味しいのでつけ麺が人気なのはわかるんですけどね。そうやすやすと行けるお店ではないので、メニュー選びは慎重に。
今年のイチオシ!
魚介不使用の豚骨つけ麺です。「またお前か!」とは言わせんぞとばかりにオリジナリティ爆発。スープの野生味ガンガン、自家製麺はハリも喉越しも極上。チャーシュー3種も異常なまでのクオリティ。言葉を失うレベルで美味しいです。この手の濃厚つけ麺はもう飽和して淘汰されてる段階ですが、まだ出てくるのかとワクワクしました。
店名の由来は「店主の顔が平井堅に似てるから」って…お茶目かよ!本当は上野さんと言うらしいです。主に製麺所で修行され、二郎にも少しいたみたいですね。
良いとは言えない立地ながらヘーキで30人くらい並びますが、行って損はしないと断言できます。激しくオススメ。
中華蕎麦 麺とスープ@福生
「柴崎亭」出身。修行元を踏襲しているのであればデフォルトは…と想像がついたので変わり種の山椒塩中華をチャーシュートッピングでオーダー。あれ?すげー良い。てかチャーシュー適正量?300円よ?
山椒ラーメンってよく考えられてますよね。三口目くらいからいい感じに舌がバグってワンダーランドです。
昨年も取り上げたと思うので短めに。ラーメンは正統派の煮干しラーメン。つけ麺は大勝軒風です。どちらも美味しいのでお好みで。ミニドライカレーはマスト。
中華蕎麦 蘭鋳@方南町
東京で煮干しラーメンのオススメを聞かれたらとりあえずここを挙げてます。焼き煮干しを使ってるのか油からビターな香り。旨味とエグ味の綱引きもお手の物スープ。このときはチャーシューがやや筋っぽかったですが、基本はハイクオリティだと思います。
中華麺店 喜楽@神泉
渋谷と神泉の中間くらいにある老舗有名店。取り巻く環境がどれだけ近代的になっても、このラーメンだけは変わらないでいてくれよ…って感じの味わいです。とは言っても単なる古いラーメンではなく、意外とジャンキー。油多いし揚げネギ入ってるし太麺だし。70年の歴史の重みをぜひご堪能あれ。
超純粋採麺 天国屋@南町田グランベリーパーク
正統派な鶏清湯。バランス型なので飛び抜けた個性を求める人には向いてないかもです。
店主の佐々木さんはかなりの子ども好きのようで、食べ終わった子連れ家族にアイス渡してました。「自分に子どもがいたらこういうお店は嬉しいよなぁ」とか、縁のない妄想をして退店。全日整理券制で若干ハードルが高いです。
今年の注目株。「宮元」出身。
ベースは鶏系。オーダー毎に麺を打つ七彩スタイルです。主役と言える極太麺はもちろん、スープやトッピング各種も膨大な仕事量を感じる仕上がり。オープンから日を置かずに行きましたが、その時点でケチのつけようがない完成度でした。強いて言うならオペレーションの都合上回転が悪い。待ち時間は覚悟しましょう。
現在はブラッシュアップもされてると思うので、期待も込めてオススメします。
トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKA RABO@水道橋
九段下の名店が水道橋に移転。東京ドームでのイベント前後に使いやすくなりました。
のんきや@奥多摩
清湯なのに臭い、謎多きラーメンです。知らずに食べると脳がバグるんじゃないかなぁ。麺は田舎らしい平打ちの手打ち麺。油が酸化してるのか、若干粘土のような香りがするので気づかないフリをして食べきります。
テーブル席は奥多摩湖を一望できる構造に。
この雰囲気でこの謎ラーメン、食べてみたくないですか?最寄りの奥多摩駅からは徒歩2時間ですので、車がオススメです。
バーミヤン 秋津店@新秋津
おそらく人生初のバーミヤン。しっかりと中国式のラーメンだったので感動しました。細くてコシのないビーフンみたいな麺と、掃湯っぽい出汁感のスープ。これ、好きな人いるでしょ。昨今、同じようなものが食べられるお店は限られてくるかと思います。騙されたと思ってぜひ一度。
お初でしたが、今まで食べた油そばがほぼすべて亡霊になりました。油そばを突き詰めた先の先の油そばとでも言うべきでしょうか。なにか変わった感じはそこまでですが、タレが美味しいのかなぁ?麺揚げ後に細か〜く油を足したりタレを足したり、「一体あんたにはなにが見えてるんだい?」と問いかけたくなるようなオペレーションです(笑)
炭焼きチャーシューは味にかなり影響してくるので、特製か肉増しを推奨。
法外な値段を取ってくることもなく、デフォ700円というのも好印象。並盛り中盛り同料金も嬉しいです。普段「油そばを食べたい!」と思うことは滅多にないですが、これならわざわざ行って食べる価値があるなと。オススメです。
画像は塩ラーメンのとろろ昆布トッピング。昨年も載せた気がするので割愛します。載せてなかったらごめんなさい。美味しいので行ってください。
福実ラーメン@牛浜
マグロ出汁のラーメンが食べられる珍しいお店です。黒ずんだスープはややオイリーで、荒く濾されたマグロ節がたくさん浮いてます。真っ黄色な縮れ麺と合わせて、良い意味で古臭い。
今回はランチセットBで半肉玉子丼を頼みましたが、これがまた美味えのなんの。ラーメンより美味いわ。この物量とクオリティで1200円は格別です。
16号に面してるので車で東京埼玉間を走る際には頭の片隅に。
覆めん 花木@東中野
「覆麺 智」出身。テンションの上がる盛り付けですねー。結論から言うとトッピング全部美味しかったんですが、先入観は大事。着丼時震えましたもん。
スープは修行元同様澄んでクリアですが、より出汁感が濃く万人受けしそうな味わいです。智は変わったラーメン、対してこちらは正統派。全人類にオススメできます。
Homemade Ramen 青麦@大森
「麦苗」の2号店です。スープが変わって背脂が浮いている…。どうやら路線変更したようです。企業努力を踏み躙るようでよろしくないですが、「前の味が好きだった」とこぼしたくなります。以前の味が相当刺さっていただけに…。
まるえ中華そば@巣鴨
手打ち麺がコンセプトのトレンディな一杯です。資本がこのレベルの味を出す時代、個人店で生き残ってるお店のすごさを相対的に実感します。
麺処 一笑@南阿佐ヶ谷
好みに合わせて選べる別添え野菜が売りのタンメン。スープはなかなかにワイルドで若干の獣臭がします。
そもそもの数の少なさとオリジナリティからして、ハマった人にはかけがえのない一杯になってそうな気がします。
説明要らずの有名店。ロケーションも良く普段ラーメンを食べない人にもとりあえずでオススメできます。昨年も挙げたので多くは語りませんが、本田さんの目線は世界を救う。
麺 ふじさき@亀戸
千葉の名店、「とものもと」出身。塩も醤油も食べましたがどちらもトップレベル。
鶏清湯なので真新しさこそないですが、本当に美味しいお店だと思います。
麺 みつヰ@浅草
「七彩」出身。修行元の雰囲気は押さえつつ、それを上品に仕上げた感じです。麺はかなりピロピロ。醤油がキレてるイメージでしたが、少しマイルドになったかな?
ダンディで渋すぎる店主の麺を揉む所作とレードル捌き(スープとタレを注ぐときの所作)、ついつい見入ってしまいます。モノマネ練習しようかな…
麺屋 HERO@駒込
「ラーメン二郎 桜台駅前店」の名物助手、通称:三谷(三谷幸喜に似てるだけ)がついに独立し話題になりました。オープンしてからすぐ行ったのでなんともでしたが、これからサクジイズムがどう反映されていくか見ものです。
麺屋 ルリカケス@木場
蔵前、「改」出身。業界の注目度もそれなり。
錦糸卵とボッソボソの鶏肉が入ってて「なんだこれは…」と食べたときは思いましたが、後から調べるとどうやら"鶏飯"をコンセプトとしたラーメンということが判明。鶏飯…食べたことないorz
食べてから出直します。
祈願のつけそば復活です!もう私はこれしか食べません!くろ㐂の良いところが全部詰まってる!!
すみません取り乱しました。デフォのつけそばで1300円、トッピングモリモリにすると2000円くらいになっちゃいますが、少し背伸びしてでも食べておくべき一杯だと思います。
青梅エリアの人気店です。「渡なべ」出身。"個性"を大事にする渡なべの信念はしっかりお弟子さんに受け継がれてるなぁと、関係店で食べる度に感じます。今回食べたのは限定の海老つけ麺でしたが、デフォのラーメンもつけ麺も美味しいです。
ラーメン きら星@武蔵境
ド級の臭さがウリの濃厚豚骨ラーメン。九州系とも違うので完全オリジナルだと思われます。替えの効かないラーメンは魅力的ですね。中央線沿線なので選択肢はたくさんあるんですが、このあたりを通ると脳の半分くらいはこのお店に意識を持ってかれます。
ラーメン二郎 小岩店@小岩
ジロリアンの間では「非乳化系の横綱」という格付けの小岩店。家から遠く一回しか行ったことがなかったんですが、目ん玉飛び出るくらい美味しかったです。
誇張なしの1㎝油層…普通これだけ油を入れれば麺がマスキングされて味がぼやけるものですが、それでも突き抜けてくる旨み。ちょっと理解ができない。加えて結構アバウトに調理するもんで、「このオペでなんでこの味が出るんだよ」とツッコミたくなりました。スープ調整を茹で湯でやってるのも驚き。
二郎系が好きな人に激しくオススメです。
二郎続きで申し訳ないですが、オンリーワン、そして私の中のナンバーワンなので挙げさせてください。上の小岩店が「非乳化系の横綱」なら、こちらは「乳化系の横綱」。脳が拒絶する一歩手前レベルの塩分で、ドーパミン出まくります。合わせる麺は二郎の中ではかなり細め。全店舗中一番細いんじゃないかな?小麦感たっぷりでむっちり。豚はトロットロの神豚。部位はバラですが、よくあるバラロールではなく豚(流動体)って感じです。ホクホクのよく茹でクタヤサイを絡めて食べればそこはもう天国。
高校生のときから通い始めてもう70回くらいは行ってますが、安定感があって外れない。どんな二郎系を食べて美味しいと思っても結局ここに戻ってきちゃいます。それくらい好き。
汚い話ですが、ラーメンを食べて我慢汁が出たのは後にも先にもこのお店だけでしょう。(この話を男にすると結構ウケます)
すみません。せっかくなのでもう一つ。乳化スープ、麺、豚、どこを切り取っても上質で、トータルバランスに優れた優等生タイプ。特に豚は外れたことがないです。
上二つの二郎もそうですが、ミニサイズのラーメンを券売機に置いてくれるのは助かりますね。最近は小ラーメンも多すぎるくらいなので少なめで頼みますし、手間が省けて楽です。しかも50円ほど安い。二郎も少しずつ親切になってきてる気がします。てか、こうすれば店側も楽なはずなんですよね。残す人減るし。
ラーメン 大冬樹 本店@桜街道
食べたのはマグロ白湯ラーメン。動物系スープ不使用を謳ってたはずですが、「このコクと濃度、マジか?」と驚いた記憶があります。もしかしたら油だけ混ぜてるのかもしれません。
麺も美味しくてつい替え玉。
ご飯との相性もよかったですね。ご飯ものの味は覚えてませんが(笑)
Ramen FeeL@日向和田
昨年(2021年)の最重要店。「飯田商店」出身。
つけ麺を食べたことで常設メニューは制覇しました。課金するとスープを相盛り(醤油と塩)にできます。醤油ももちろんですが、塩が特に美味しいと感じます。ラーメンに関しても同じ感想だったので、FeeLは塩で!
Ramen Break Beats@祐天寺
業界注目度1、2を争った新店。
コンソメの技法を使った鶏清湯ということでたしかに野菜っぽい甘さがあって、いろんな味がしたのは覚えてます。が、それ以上の記憶がない。オープンから日は経ってたと思いますが、そんなに騒がれるほどか?という感想でした。今はわからないです。もっと美味しいかも。
見た目も店内もオシャレで陰キャには荷が重かったのかもしれません(泣)
RAMEN 百舌鳥@赤坂
「八咫烏」プロデュースのお店で、赤坂Bizタワーの地下に入ってます。"プロデュース"はよくありますが、注力の程度はまちまち。その中でもここはプロデューサーの色がかなり濃く出てる気がします。丁寧で綺麗な味わい。路面店で出せば成功しそうなレベルのクオリティです。
↑ミニカレー。こちらは残念ながら記憶なし。
ラーメン ヤスオ@南新宿
オーダーは「ラうどん」。食べてみてたしかに、ラうどん!こりゃすごい。パッと見、家系のような濃いスープが想像できそうですが、油膜の下は魚介スープ。この時点でコンセプトの半分を理解。合わせる麺は二郎系チックな太麺。加水率が少々高めでツルモチな食感。ラーメンらしい力強さと、微かにうどんっぽさも感じる。もう半分を理解。
"ラーメン要素"が家系、二郎系から抜擢されてるのがこのラうどんのポイントですね。うどんに寄り切ることがなく、食後感は「ラーメンを食べた」になります。つまり感覚的には「ラうどん」よりかは「ラーメん」ですが、ややこしいですかね(笑)
東京都は以上。以下内訳です。
あさひ町内会@板橋区役所前
生駒軒@人形町
インディアン 本店@蓮沼
鶯屋@祖師ヶ谷大蔵
打ち立て中華そば 伊蔵八 祐天寺@祐天寺
大村庵@日野
漢ラーメン 室@錦糸町
貝出汁中華そば くらむ@二子玉川
亀戸煮干中華蕎麦 つきひ@亀戸
鴨中華そば 楓@京王八王子
元祖ニュータンタンメン本舗 池袋東口店@池袋
環七土佐っ子ラーメン@池袋
共楽@銀座一丁目
好日@東中野
こってりらーめん なりたけ TOKYO@錦糸町
御天 井草本店@下井草
桜台らぁ麺 美志満@桜台
自家製中華そば としおか@早稲田
支那ソバ おさだ@大山
支那そば たんたん亭@浜田山
しなそば 天味@蒲田
じゃぐら 野方本店@野方
純手打ち だるま@中野富士見町
炭火焼濃厚中華そば 大覇道@錦糸町
創作麺工房 鳴龍@大塚
ソラノイロ NIPPON@東京
大慶 下井草店@鷺ノ宮
だしと麺 遊泳@面影橋
担々麺 ほおずき@中野
中華SOBA 惠ばら@下赤塚
中華そば 多賀野@荏原中延
中華蕎麦 ひら井@北府中
中華そば みかさ@水天宮前
中華蕎麦 麺とスープ@福生
中華そば You Lee@北綾瀬
中華蕎麦 蘭鋳@方南町
中華めん専門店 河辺大勝軒@河辺
中華麺店 喜楽@神泉
超純粋採麺 天国屋@南町田グランベリーパーク
月見ワンタンメン専門店 三日月@大森
つけそば屋 麺楽@河辺
つけ中華そば OWL@蓮沼
つけめん 金龍@小川町
つけ麺 七菜矢@錦糸町
手打麺祭 かめ囲@柴崎
手打ち 蓮@森下
手もみらーめん 十八番@東青梅
トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKA RABO@水道橋
長浜らーめん 八王子バイパス店@北八王子
煮干そば 流。@十条
のんきや@奥多摩
バーミヤン 秋津店@新秋津
博多長浜らーめん 田中商店 本店@六町
博多ラーメン しばらく 日本橋店@水天宮前
博多ラーメン よかろうもん@菊川(2)
破顔@桜台
びんびん亭 瑞穂店@箱根ヶ崎
福実ラーメン@牛浜
覆めん 花木@東中野
BumBunBLauCafe@旗の台
Blood Moon Tokyo design noodles@内幸町
Homemade Ramen 青麦@大森
まるえ中華そば@巣鴨
みんみんラーメン 本店@西八王子
めだかタンタン@東中神
メヂカそば 吟魚@万願寺
麺 酒 やまの@練馬
麺笑 巧真@京王八王子
麺処 いし川@秋川
麺処 一笑@南阿佐ヶ谷
麺処 銀笹@築地市場
麺とスープの店 歩き出せ、クローバー@京王八王子
麺 ふじさき@亀戸(3)
麺 みつヰ@浅草
麺屋 七麺鳥@鶯谷
麺屋 翔 みなと@西新宿
麺屋 周郷@新橋
麺屋 HERO@駒込
麺や 麦ゑ紋@西武新宿
麺屋 ルリカケス@木場
饗 くろ㐂@浅草橋(5)
yagu-noodle@住吉
横浜らーめん 湘南乃家@箱根ケ崎
らーめん いつ樹 本店@小作
ラーメン きら星@武蔵境
らぁめん ご恩@野方
ラーメン二郎 一橋学園店@一橋学園
ラーメン二郎 小岩店@小岩
ラーメン二郎 三田本店@三田
ラーメン大戦争@神田(2)
ラーメン 大冬樹 本店@桜街道
Ramen FeeL@日向和田
Ramen Break Beats@祐天寺
らぁ麺 鳳仙花@新宿西口
RAMEN 百舌鳥@赤坂
ラーメン ヤスオ@南新宿
らぁめん 山と樹@高円寺
らーめん愉悦処 鏡花@立川南
来来来@三軒茶屋
柳麺 かいと@狛江
計123杯
選択肢が多いぶん、チョイスには気を遣います。せっかく食べるなら美味しいラーメン、ニーズに合ったラーメンが食べたいですからね。
秋田ラーメン はま@南古谷
実力派の隠れた名店。鶏ベースですが、良い意味で綺麗すぎないスープ。旨味が強く見た目以上にガッツリしてます。自家製麺も美味しいですし、チャーシューが分厚くて食べ応え抜群。場所は悪いですが、あまり注目されないのが不思議なくらいです。
↑メニューが多く、このほかにも限定多数アリ。何度も通いたくなりますね。
歩いて10分ほどの場所にスーパー銭湯もあり、黄金ルートが確立されております。ここ、岩盤浴付き漫画読み放題で850円なんですよ。新しくて綺麗だし超オススメです。ラーメンとセットでどうぞ。
埼玉ではそれなりに知名度のある油そば専門店、「油濱」の出身。個人の油そば専門店って今時見ないですよね〜。わざわざお金を出してでも食べたいと思える油そば屋は貴重です。メニュー多く、ジェノベーゼ油そばなど個性的なものまで。「普通の油そばは飽き飽きだぜ」って方にもオススメです。
余談ですが、店主は姉の同級生らしいです。一回一緒に行ったんですが向こうは姉のこと覚えてなさそうで笑いました。
Omiruk@狭山ヶ丘
「鳴龍」出身。ビジュアルはさほど寄ってないし、食べても鳴龍?って感じでしたが、通ってるうちになんとなくその片鱗を感じるように。具体的にはブイヨンベースでフレンチっぽいってところですかね。「言われみればなんとなく…」のレベルかとは思いますが、培った技術は遺憾無く発揮されてると思います。スープのレベルが高いので、出汁感を感じやすい塩がオススメです。チャーシューも美味しいので増すと幸せになれます。ここの鶏チャーは飲み物!
↑ミニカレー。家で作る市販のカレーとは全然違いますね。スパイス先行な感じ?や、カレーはそれが当たり前か。疎いので黙っときます。
関越ラーメン 仙龍@東所沢
ホルモンラーメンが食べられるお店として有名です。埋もれちゃってますが、麺の上にはたっぷりのホルモン。ネギはデフォでこの量です。「ネギネギ」なるコールのような追加ネギトッピングがあり、それだと山のような盛りになります。私の隣でネギネギを注文してた人はスタッフに「ウチのネギの量はご存知ですか?」と念を押されてました。
金狼@春日部
春日部駅近くの無難に美味しい煮干しラーメンです。つけ麺のほうがメジャーなんでしょうかね?次行ったら食べてみます。
寛 〜くつろぎ〜@鶴瀬
「蔦」出身。写真は塩の特製。抜けたなにかがあるわけではないですが、まとまりがあり食べ終わりの印象がすこぶる良いラーメンです。土地柄を考えてか、老若男女に向けた味の構成に思えます。
特製だと海苔が4枚。家系でもないのに珍しいですね。店主はよほどの海苔好きと見える。
ゴールデンタイガー@熊谷
昨年も取り上げたと思うので割愛。名古屋の方にこれのインスパイアができたみたいですね。専門店でやるのは勇気が要ると思いますが、サブで出してくるお店は今後増えてくるかもしれません。
寿製麺 よしかわ 川越店@南大塚
煮干しを始めとする、海の幸を使ったラーメンが人気なお店です。家が近いので10回くらいは行ってると思いますが、海産物を使ったメニューに関しては限定含めて外れない。ただただ味作りのセンスに脱帽します。しかし、鶏系はイマイチ。ついでで作ってる感じが否めず、やはり専門店ではその専門メニューを食べるべきだと言われてるようでした。
これがそのラーメンですが、食べるまでわからないもんですねぇ。超美味しそうでしょ?
讃岐ラーメン 香麦@南大塚
店主はうどん県出身。写真は特製いりこそば。麺はガッツリ中華麺ですが、モチモチ?グミグミ?あまり記憶にない食感で楽しいです。力入ってる感じがビンビン伝わってきますね。うどんらしさはスープに表れ、コク深くも優しい煮干しスープで、完飲しても罪悪感のなさそうな飲み口です。ワカメもこの手のラーメンでは嬉しいアクセントになります。チャーシューは角煮がトロトロで美味しいです。デフォでは乗らないみたいなのでぜひ特製で。
支那そば 心麺@北本
「支那そばや」の系譜。醤油は名古屋コーチンで、塩は烏骨鶏で、スープを別取りしてるみたいです。二本炊きは相当手間かかってますね。スープに懸ける想いが半端ないです。どちらも食べましたが、塩のほうが鶏のふくよかさ、魚介との親和性を感じられてオススメ。麺も"支那そばらしさ"のあるしなやかさで絶品です。
これは埼玉県民にしか通用しませんが、このお店を覚えておくと鴻巣免許センターでの憂鬱な免許更新が少し楽しみに変わります。私は「次念序」より心麺派です。
白河手打中華 賀乃屋@北上尾
「とら食堂」の系譜です。埼玉で純な白河ラーメンを食べたければここか春日部の「法隆」ですね。
↑とらのDNA
スタミナラーメン 娘娘 上尾店@上尾
むすめむすめじゃないですよ。にゃんにゃんです。埼玉のソウルフードらしいですが最近知りました(笑)名物のスタミナラーメンと(半)スタカレーを注文。
豚挽きとニラのピリ辛餡掛けを、そのまま麺or米にぶっかけただけのわかりやすい構成。スタカレーって、カレーじゃないんだね。知ってれば頼まなかった…とサーブ時は思いましたが、食べてみるとラーメンよりカレーの方が出来が良かったです。ラーメンは餡がすぐ溶けちゃってなんだか微妙。卵とじにすれば革命的に良くなりそうですが、そりゃ天津麺か。
ぜんや@新座
塩ラーメンのレジェンド店です。よく袋麺になってるので見かける機会は多いと思います。(埼玉限定だったらすみません)数年前に一度食べてから記憶が薄れてたんですが、かなり特徴的。しっかりわかるほど野菜の味がします。もちろん動物や貝も感じますが、初飲は特に野菜。それが中、終盤で舌が慣れてきて、あるいは温度変化で一体感の所以に落ち着くんですね。甘くなりすぎない塩梅も素晴らしい。
世間の評価に違わず毎日でも食べたい美味しいお店ですが、かなり並ぶのが玉に瑕。
中華そば 136@東松山
オリジナリティ溢れる濃厚煮干しラーメン。よくあるセメント色のスープにパツパツの細麺を合わせたものではなく、クドいくらいにコラーゲン質な煮干しスープをゴワゴワの太麺で食わせるスタイルです。オーダーはチャーシュートッピングですが、チャーシューの厚み伝わるかなぁ?1㎝幅くらいの肉塊が4枚入ってボリューム満点です。
ラーメンのインパクトに負けないくらい厨房が殺伐としており、そこだけ残念です。部外者が言うことではないですが、夫婦喧嘩は外でやってほしいですね。ラーメンが2割減で不味くなります。
中華そば 大咲@仏子
高校生時代から通ってる地元の美味しいラーメン屋さん。「永福町系大勝軒」の流れです。無化調とは思えない旨味。油が多めで少々塩味がマスキングされるので、味濃いめがいい感じです。シャクシャクのロースとコリッコリのメンマが最高のお供。
大勝軒系はまだまだ回りきれてないないですが、この手のラーメンの暫定的な結論です。これが近所にあってよかった。潰れたら泣く。
中華そば きなり@飯能
東中野、「Kinari」の支店です。火の消し忘れによる家事でお店が半焼ししばらく休業してましたが、今年1月に新所沢から移転。メニューも一新されてました。
今回食べたのは木の子なんたらつけ麺大盛りのチャーシュー増しみたいなやつ。前から「どれを食べても80点」みたいな印象でしたが、今回もそんな感じで美味しかったです。
「多賀野」出身。リニューアル移転してからは初でした。もはやラーメンのクオリティ云々ではなく人柄を食べたような感覚で、プラスでラーメンが美味い。以前行ったときは「埼玉ではまぁ有名なお店」くらいな印象しかありませんでしたが、今はレジェンドの風格すら感じます。隙あらば店主自ら並びの客に声かけて、小走りで戻ってバタバタして、最高。気配りも計算の早さもすごいです。
ラーメン、つけ麺には「追い煮干し」をコンセプトとした煮干しが主役のスープを使用。私の推しはつけ麺です。凶悪なまでにしょっぱいつけダレと自家製極太縮れ麺が脳を震わせてくれます。
対するラーメンは優しめな味わい。ベースは同じはずですが、全然顔が違いますね。甲乙つけ難い美味しさです。
今年は5回行きましたが、帰り際はいつも満面の笑みで挨拶してくれます。激しくオススメです。
中華そば 田家本店@南古谷
「田んぼに囲まれたロケーションながら週末は300杯売る!」みたいな煽り文句でテレビに出てた気がします。無難に美味しい鶏清湯ですが、チャーシューがイマイチ。
中華そば 深緑@高坂
「四つ葉」のセカンドブランドで、昨年のイチオシ。長ったらしく書いたはずなのでそちらを参考にしてください。
中華そば 四つ葉@川島町
写真はカルピスバターのめんたいクリームまぜそば。一応限定ですが、しょっちゅうやってるのでほぼグランドメニューです。ほか基本メニューはすべて食べましたが、もっとも印象良かったのがこれ。コクがあって食べ応え抜群。通常のまぜそばは別に普通だったのでまぜそば狙いならこれを食べましょう。
↑通常のまぜそば
ちょっと美味しい中華食堂 大門@南古谷
店名が好き。「はま」で紹介したスーパー銭湯からほど近く、もう一つの候補になります。麺の注力度合いからラーメンよりもつけ麺がオススメです。
D麺@航空公園
「豚星。」出身の二郎インスパイア。ということでかなり本家(二郎)に近い味わいです。限定メニュー、トッピングが多いのも嬉しい。近所だとこういうのはリピート回数に直結しますね。また、時間帯によってスープが違い昼は非乳化スープ、夜は乳化スープと、顔の違うラーメンが楽しめるのも魅力的です。ここに行けば二郎系を食べる際の大体の欲求が満たされます。
休日は航空公園に人が集まるため混みますが、平日ならあまり待たずに食べられる思います。
手打麺 笑くぼ@みずほ台
「とら食堂」出身。白河ラーメンには違いありませんが、福島で食べるそれよりも田舎っぽくない味(?)がします。幅厚めで多加水ながらゴワゴワした食感の麺と、醤油感out出汁感inなスープがそう思わせるんでしょうか。これはこれで美味しいです。
ららぽーと富士見から近く、そちらに用がある際の候補になります。
と多゛食堂@東飯能
飯能エリアの意識高い系です。基本の煮干しは白醤油か濃口醤油かを選べる仕様。バランスの良い白がオススメかな〜。綺麗な煮干しスープとパツパツ中細麺のよく知ってる感じです。食べ足りない方は牡蠣の和え玉を。
典型的な「近所にあれば」タイプのお店ですね。ヤマノススメ聖地巡礼のついでにでもどうぞ。
鶏白湯そば 江むら@谷塚
見て!このチャーシュー!鶏のタタキがラーメン屋で食べられるなんて!と騒いでたら系列店で食中毒が出てました。昨今そうそうないでしょうけど、当たるのが怖い人は避けましょう。カンピロは経験済みですが一日中腹が痛くて普通に不快です。
南京亭 日高店@武蔵高萩
困ったときの南京亭です。24時間営業、年中無休、恐るべし…。実は2023年一発目のラーメンもここで食べたんですが、年末年始も通常営業でびっくらこきました。このスタイルでラーメンも一品料理もすべてイチから作っているのだから頭が上がりません。ここで修行した知り合い曰く、相当厳しいらしいです。デスヨネー
死ぬまで一生お世話になります。
昨年も紹介しました。所沢エリアで博多ラーメンを食べるならここ。
↑バリエーション豊富な味付き替え玉
まぐろラーメン 大門@川越
深夜営業が魅力的なマグロ出汁ラーメンを出すお店。アルコール類も充実しており、飲みで利用する客が大半です。覚えておくと困ったときに助かります。
「商店系家系」の代表格。熱烈な家系ファンからは「本物じゃない」だのなんだの言われがちですが、普通に美味しいです。いろんなところにあって、営業時間的にも使いやすく大いに需要アリ。
秩父、長瀞エリアならラーメンよりも蕎麦を食べたほうがよさそうですが、どうしてもラーメンが食べたい人に。メニューは色物揃いで、このラーメンなんか無味のかき氷が乗ってました。理解が追いつきません。
丸長 坂戸店@坂戸
つけ麺の発祥はどうやら「大勝軒」と思われがちですが、本当の意味での元祖はこちらの丸長グループ。「大勝軒のマスター、故・山岸さんが丸長での修行時に開発したものだから」とされてます。味のテコ入れに関する時系列は定かではありませんが、このつけ麺をベースに大勝軒用にアレンジしていったのでしょうか。古風で歴史を感じる味わい。朝8時からの営業で寝覚めの一発に最適です。
本店は荻窪ですが、出来でもっとも評価が高いのはこちらの坂戸店と言われています。実際に食べて私もそう感じました。荻窪のは胡椒が効きすぎて食べづらい…。
麺.SUZUKi@武蔵藤沢
昨年も取り上げました。最高峰の鶏清湯です。
めんや 正明@志木
ブリラーメンです。単なる色物に終わらず、ラーメンとしてのレベルが高い。たしかブリ増しにしたと思いますが、炙られたブリの香ばしい香りがスープに移っていいアクセントになります。麺は細麺。博多ラーメンなんかに使われる麺と同等か、少し太いかな?面白い組み合わせです。
麺屋みつば➕クローバー@南栗橋
埼玉北部の人気店。つけ麺が主力です。この手のつけ麺は差別化に悩まされると思いますが、このお店はズバリ麺!オススメの塩と酢橘のセットを試してみて納得しました。写真が見切れてますが、空の器に麺をちょっと、塩、酢橘をかけてそれだけで食べてみてくださいと。麺の美味しさがこれでもかと伝わってきます。別添えのトッピングにこれだけ驚かされたのも記憶に新しい。「つけ汁要らないんじゃないか?」ってくらいでした。大盛りを頼んでスープと塩、酢橘で半分ずつ食べるのが満足度高そうです。
らーめん かねかつ@北浦和
川口から移転。麺がモッチモチの美味しいつけ麺ですが、量が少なかったりチャーシュートッピングがこれで800円だったり、事前情報がないとガッカリしそうなコスパです(つけ麺本体は1100円)。素直に大盛り1200円で食べると満足できそう。
尋常じゃないほど回転が悪いので時間には余裕を持って行きましょう。味は本物です。
ラーメン二郎 川越店@川越
家から一番近い直系二郎なのでまぁ使うことは多いです。味は中の中くらいですが、直系としては珍しく限定トッピングに精力的でチェックが欠かせません。
今年は二度、こちらの持ち帰りラーメンで鍋二郎をしました。
殺伐とした空気の中で食べる二郎も、家でくつろぎながら食べる二郎も、私はどちらも好きです。
ラーメン そら@上福岡
初めて富士丸系でアタリを引きました。大体が多すぎる油のせいでぼんやりしちゃってるイメージですが、ここは輪郭がハッキリしていてよろしい。粉感たっぷりの極太麺も美味しいスープに浸かって躍動してます。ほら、丼からはみ出てるでしょ?「富士丸系はもう少しこうだったらな〜」という個人的な願望を満たしてくれる奇跡のような一杯でした。
オススメですが店主に持病があるのか休みがちなので、行く際は下調べ必須です。
ラーメン つけめん 奔放@高坂
正統派タイプの魚介豚骨清湯です。
らーめん よし丸@南大塚
高田馬場から移転。魚介、豚骨をメインに扱うお店です。
前からそうでしたが、モノは良いのに油が多すぎて…終盤が苦痛です。馬場では学生がターゲットでしょうからまだいいとしても、年齢層の高そうな川越市場でも相変わらずなのはいかがなものかと。グランドメニューは一通り食べたので、今度は油少なめで頼んでみます。って書きながら思ったんですが、これただ俺が歳なだけ?
埼玉県は以上。以下内訳です。
秋田ラーメン はま@南古谷
Omiruk@狭山ヶ丘(4)
オリバーヌードル@熊谷
old school 中華そば Miya De La Soul@箱根ケ崎
カッパラーメン@入間市
カッパラーメンセンター@狭山市
関越ラーメン 仙龍@東所沢
唐麺@本川越
きくちひろき@熊谷
㐂九八 〜エキチカ〜@所沢
㐂りん食堂@狭山ヶ丘
金狼@春日部
寛 〜くつろぎ〜@鶴瀬(2)
くるまやらーめん 新座店@新座
ゴールデンタイガー@熊谷
寿製麺 よしかわ 川越店@南大塚(3)
古民家らぁめん 銀水@霞ケ関
讃岐ラーメン 香麦@南大塚
自家製多加水極太麺 ISAMI@高坂
自家製手打ちラー麺 Do-jin@本川越
自家製手もみ麺 鈴ノ木@狭山ヶ丘
自家製麺 まさき(非乳化)@新所沢
支那そば 心麺@北本
寿楽 三号店@狭山市
白河手打中華 賀乃屋@北上尾
スタミナラーメン 娘娘 上尾店@上尾
すばる食堂@坂戸
千寿@南古谷
ぜんや@新座
中華そば 青葉 狭山店@狭山市
中華そば 136@東松山
中華そば 大咲@仏子(5)
中華そば きなり@飯能
中華そば専門 とんちぼ@高麗(5)
中華そば 田家本店@南古谷
中華そば 深緑@高坂(2)
中華そば 四つ葉@川島町(3)
中華そば わた辺@上福岡
ちょっと美味しい中華食堂 大門@南古谷
つけそば 麺吉@仏子
つけそば 百乃すけ@元加治
つけめん TETSU@所沢
つけ麺 どでん@与野
D麺@航空公園(10)
手打麺 笑くぼ@みずほ台(2)
てっちゃん@上熊谷
と多゛食堂@東飯能(3)
鶏白湯そば 江むら@谷塚
南京亭 日高店@武蔵高萩
西山屋@東飯能
狼煙 大宮店@大宮
博多らーめん ひまわり@東所沢
花笑み中華そば かれん@上福岡
花さんしょう 狭山店@狭山市(4)
牡丹苑@狭山市
まぐろラーメン 大門@川越
魔人豚@鶴ヶ島
町田商店 入間店@仏子
丸長 坂戸店@坂戸
武蔵ノ麦穂@武蔵藤沢(3)
麺.SUZUKi@武蔵藤沢
麺や 彩〜iro〜@川越
麺や くろえもん@一本松
麺屋 幸生@小手指(2)
麺屋 心羽@花崎
麺家 紫極@さいたま新都心
麺屋 たつみ 喜心 狭山店@入曽
麺屋 なが尾@草加
麺屋 真心@武蔵高萩
めんや 正明@志木
麺屋みつば➕クローバー@南栗橋
横浜家系ラーメン いるま家@武蔵藤沢
ラーメン 一樹@武蔵藤沢(2)
拉麺 イチバノナカ@東所沢
ラーメンWalkerキッチン(2)
らーめん かねかつ@北浦和
らあめん 吟@大麻生
ラーメンショップ 坂戸店@若葉
ラーメンショップ ふじさわ笠幡店@笠幡
ラーメン二郎 川越店@川越(2)
ラーメン そら@上福岡
ラーメン つけめん 奔放@高坂
らぁめん 寿@入曽
ラーメン ひかり@川越
らーめん 山川@高坂
らーめん よし丸@南大塚(2)
龍門瀑@熊谷
雲呑麺のお店 おんわ@所沢
ワンタン屋 今福商店@南大塚
計137杯
埼玉のラーメン事情なら私にお任せを。正直北部なんかは東京行くより大変なんですが、埼玉県民の意地で食べ尽くしました。もう宿題店がほぼ残ってないので、これからはリピートを中心に知見を深めていこうと思います。
川の先の上@上大岡
無難に美味しい鶏清湯です。「わざわざこのために」ってお店ではないですが、近くに寄ったときの選択肢として。
絹の郷@北鎌倉
「元バイトAKBが手掛けるラーメン屋」として有名なお店です。が、話題性に反してラーメンがイマイチだったので反面教師的に。
スープは高坂鶏と金華豚をふんだんに使った〜なんて謳い文句ですが、スープからそれらしき感じは見えず。ぶっちゃけ「醤油味のお湯」。本当に使ってるのかもしれませんが、取れ高のために相当伸ばしてるか、材料が相当少ないかのどちらかだと思います。トッピングもつくねがやたらボソボソで貧相だったことくらいしか記憶にない。唯一、麺は美味しかったです。ラーメンの前に突き出しが出てくるんですがこれも美味しかった。
しかし、完全予約制で予約手数料も取ってくるとなるとコスパと満足度の乖離が凄まじいです。上記の特製ラーメンだけで2500円。手数料が350円。鎌倉は駐車場が高く、提供もやたらのんびりでメーターは2時間目に突入(800円)。おまけにAKBはいない。お金と時間の使い方についてよく考えさせられました。もう半分愚痴ですね。すみません。
しあわせ中華そば食堂 にこり@湯河原
「飯田商店」のセカンドブランドです。昔懐かしい感じの中華そばで、飯田商店とは似ても似つかないです。乾物強めの鶏ガラスープと手揉み麺の組み合わせ。総本山の予約はガチの戦争ですので、湯河原に用事がある方は諦めてこっちを使うのが丸いでしょう。私もかれこれ5回くらい参戦しましたが、全敗で諦めました。
自家製麺 麺や 六等星@稲田堤
二郎出身。ですが、ラーメンは二郎系ではなくオリジナル路線の豚骨ラーメン。真っ黒になるほど詰められた豚骨スープがインパクト絶大。そしてそのスープにも押し負けない極太麺。間違いなく唯一無二です。二郎で修行すると頭のネジが飛ぶんでしょうね。独創性の暴力です。
支那そばや 本店@戸塚
画像はイメージです。年に1、2回ある写真の撮り忘れをこの名店でやらかしてしまいました。店主、佐野実亡き後も味は守られ、生ける伝説になってます。特筆すべきは素材の重ね方。ガチャガチャすることなくすべての要素が折り重なって一つになる。素材は多ければ多いほど難しいですから、研究の月日がラーメンを通して伺えます。
ShiNaChiKu亭@反町
上で挙げた「支那そばや」出身です。ここは「出涸らしの鶏ガラをタダでもらえる」みたいで、私が食べたときも隣の客が余ってるか確認してました。家で白湯でも作るのかな?2番を炊かないお店ではゴミになるだけですので、Win-Winの良い試みだな〜と感心。
食べたのは特製の昆布水つけ麺。最近食べる機会がめっきり減ったような…。別に飽きたわけじゃないですが、なんでだろう?新店がやらないからかな。前から出してるお店は継続してやってると思いますが、一つブームに区切りが来たかもですね。
さてさてこちらは大変美味しくて、一瞬でファンになりました。肝心要の麺が良くて、スープも濃密。お店のイチオシ!というわけではないつけ麺でこのクオリティなので、どのメニューを頼んでも美味しいでしょうね。種類が多く限定も精力的に取り組んでるみたいなので、複数回行きたいお店です。近所の人ウラヤマ。
杉田家@新杉田
「吉村家」直系の家系。個人的家系オブ・ザ・イヤーです。透明度さえ感じる乳化しきらないくらいの微乳化スープなんですが、薄いわけではなく旨味もしっかりで不思議な味わい。ほかのどことも違う新鮮さがあってやたら記憶に残りました。
朝5時から営業開始で、時間帯によってスープが違うとの噂です。根岸湾から近く釣りとセットで行けるのもアツい。
ついでに今年食べた吉村家関係のお店をズラッと見てみましょう。上から厚木家、寿々㐂家、本牧家、末廣家、六角家。
ちょっとデータが少ないですが、2パターンなことがわかるでしょう。吉村家系と本牧家系です。ここに「町田商店」などの無関係な資本系が入って3パターン。完全独学のお店(あまり聞いたことがない)で4パターン。現在、家系のお店は日本に2000店舗弱あるという噂ですが、パターンはこんなにも少ないんですね。調べてみると面白いです。
中華そば 麺や食堂@本厚木
麺線・オブ・ザ・イヤー。女性スタッフが3人くらいいて鼻の下が伸びました。
手打ち麺 秀登@中央林間
見てもらえばわかる通り、もち麦配合麺を使った流行りの感じのラーメンです。
店主は元アニメ監督かなんかで、脱サラ的に独学でやってるらしいです。今年いっぱいで間借り営業を終え、今は物件探しの段階みたいですね。今後の動向を要チェックです。
中村麺三郎商店@淵野辺
クオリティの高い鶏清湯のお店。塩、醤油、どちらも美味しいです。相模原エリアは美味しいお店が少ない印象なので重宝します。
なんつっ亭 秦野本店@渋沢
オールドラヲタなら誰でも知ってると思いますが、あまり話題にならないですね。熊本ラーメンの走り的な存在で、豚骨ラーメンシーンの立役者(の一角)という認識。ただ歴史があるから有名なわけではなく、ちゃんと美味しいです。
神奈川で人気の二郎インスパイアです。店主は直系二郎での修行経験アリ。というわけでそれらしい雰囲気で、無難に美味しいです。
麺庵 ちとせ@風祭
若松河田から移転。風祭駅は箱根駅伝で使われるみたいですね。移転前(2017年くらい)は当時のバイト先から近くてめちゃめちゃ通ってたんですが、小田原に移転はないぜ〜(笑)てなわけで久々に食べました。
副材が際立つスタンスは変わらず、いろんな香りがして奥深いです。移転前はホンビノスがかなり効いてましたが、今は乾物メインですかね?タレ由来なのか不思議な酸味があったり結構変わったなぁという印象です。チャーシューはハーブっぽい味付けで据え置き。懐かしくなりました。
周辺は旅行の定番エリアですので、車で立ち寄った際にでもぜひ行ってみてください。
麺処 秋もと@市が尾
鶏魚介ラーメンのお手本のような一杯です。トッピングも各種ハイクオリティなので特製がオススメ。実は「純連」出身らしいです。味噌も食べなければ…。
moja moja@本厚木
食べたのは煮干しのワンタントッピング。無難に美味しいです。
らぁめん 鴇@藤沢
王道系鶏清湯ですが、終盤の温度変化と溶け出しで既視感のある味に…なんだなんだと考えてたら、鍋の残り汁だ。キノコたくさん入れたときの。これでキノコ不使用なら切腹します。とりあえず美味しいのでオススメ。
並びますが回転は早いです。今回は着席と同時くらいに着丼でしたので、相当先読みで回してますね。ありがたい。
丼の形すげーなオイ。
らーめん 藁@辻堂
「進化」出身の新店。結果的にではありますが今年のTRY(権威あるラーメン雑誌)で新人大賞を獲得し、業界で最注目となったお店です。
進化出身ということでイチオシは塩、かと思いきや醤油?いやいや塩も食べなきゃダメでしょう!ってことで日を置かずして再訪しました。
どちらも甲乙つけ難いクオリティ。醤油はともかく、塩も進化っぽさはないかな?修行元の味を再現って感じではなさそうです。トッピング含め全体的に味が濃く、わかりやすいラーメンが好きなのかなぁという印象。麺箱は進化のものでしたが自家製麺とのことです。醤油と塩で太さが違い、醤油はかなり太め。写真だとわかりづらいですが、味玉も2種類を半分ずつ乗せるという凝りよう。仕事量の多いお店はやっぱり美味しいです。かけた手間がそのままラーメンに反映されてる感じがしますね。オススメです。
神奈川県は以上。以下内訳です。
厚木家@本厚木
うずとかみなり@本鵠沼
川の先の上@上大岡
絹ノ郷@北鎌倉
しあわせ中華そば食堂 にこり@湯河原
自家製麺 麺や 六等星@稲田堤
支那そばや 本店@戸塚
白河手打中華そば こすが@あざみ野
ShiNaChiKu亭@反町
杉田家@新杉田
寿々㐂家@上星川
創作麺処 スタ☆アト@辻堂
中華そば 笑歩@綱島
中華そば 麺や食堂@本厚木
手打ち麺 秀登@中央林間
中村麺三郎商店@淵野辺
なんつっ亭 秦野本店@渋沢
豚星。@元住吉
麺庵 ちとせ@風祭
麺匠 八雲 大和店@高座渋谷
麺処 秋もと@市が尾
麺処 ぐり虎 海老名店@海老名
moja moja@本厚木
らーめん くじら軒 横浜本店@センター北
ラーメン 末廣家@白楽
らぁめん 鴇@藤沢
らーめん 藁@辻堂(2)
六角家@戸塚
計32杯
元祖を抱える土地というのは、それすなわちそのジャンルのレベルが高いことを意味するようです。家系は言わずもがな吉村家から。淡麗系は支那そばや、中村屋(閉店)から。歴史の持つ力は偉大ですね。
梅野家@竹岡
千葉のご当地ラーメン、竹岡式ラーメンの元祖です。スープはチャーシューの漬け込みダレを茹で湯で割って完成という奇想天外な製法。飲んでみてたしかに醤油のお湯割り。麺は乾麺。あれ?これインスタントラーメンじゃね?…というわけで正直そんなに美味しいもんじゃないです。が、これがラーメン屋として成り立ってる事実は認めなければいけません(しかも結構並びます)。「常識を疑え」ということを老舗から学ばせていただきました。
元祖勝浦式担々麺 江ざわ@勝浦市
続いてこちらもご当地ラーメン、勝浦式担々麺の元祖です。一般的な芝麻醤(ゴマ)を使った担々麺とは異なり、鶏ガラベースの清湯にたっぷりのラー油を組み合わせた一杯。またも常識が通用しない…。辛さはピリ辛くらい?見た目に反して馬鹿みたいに辛くはないですね。辛いもの全般に言えることですが、「好きな人はハマりそう」ってヤツです。
休日の変な時間に行きましたが人でごった返してました。ド田舎なのにすごい。
八平の食堂@茂原
またまたご当地ラーメン、アリランラーメンの元祖です。上の2軒と同じ日に回りましたが、こちらはやや印象薄めでした。アリランってもっとガッツリなスタミナラーメンかと思ってたけど、そうでもないんですかね?
↑八平の店内でパシャリ。それぞれ微妙に離れてますが、半日あれば3軒回れます。
もはや説明不要。ほかの同形とは一線を画すクオリティです。力の入り方、向き合い方が段違い。麺とスープを見てください。輝き散らかしてもうてます。
豚骨魚介から豚骨オンリーになった時期があったんですが、わりと一瞬で戻りましたね。これも豚骨魚介です。以前のとは全然違うけど。
完全予約制でハードルが高いですが、平日なら意外と食べれるかも?
千葉県は以上。
梅乃家@竹岡
元祖勝浦式担々麺 江ざわ@勝浦市
中華蕎麦 とみ田@松戸
八平の食堂@茂原
麺響 万蕾@みのり台
計5杯
ご当地ラーメンで満足してしまい「大丸」、「にし尾」、「福一」と目玉の宿題店を消化しきれませんでした。来年こそは。
群馬にもあった「かづ屋」出身の支那そば。
つけ麺 弥七@茂林寺前
昆布水つけ麺の塩を特製トッピングでオーダー。今年食べた昆布水つけ麺の中でぶっちぎりのナンバーワン。ジャンル問わずすべてのラーメンで考えてもトップレベルです。
"つけ麺"と店名にあるくらいですので「麺に自信があるんだな」ってのはわかるんですが、スープもすんごい。濃いぃ。どんだけ突っ込んだ?ってくらいに鶏が爆発してます。つけ麺でタレよりもスープの良さがわかることはなかなかないです。もちろんタレも美味しいんでしょうけど。昆布水の濃度はスープの強さと麺の太さにしっかり合わせて対応。突き抜ける二つの要素をさらに押し上げるシナジー、感服です。
残念ながらロケーションは悪く、最寄り駅の茂林寺駅から3㎞。用事もなさそうな土地ですのでハードル高めです。激しくオススメですが、気軽に行ってこいとは言えないのが心苦しい。
みやご食堂@群馬藤岡
ジャンル的には「上州藤岡ラーメン」となるみたいで、一応群馬のご当地ラーメンだそうです。濃くも薄くもない鶏ガラ醤油スープと不揃いな手打ち麺、さっぱりしたペラペラのチャーシュー。これ以上語ることはないですが一点だけ、麺がこの手のラーメンにありがちなピロピロタイプではなく、ゴワゴワタイプで斬新でした。スープが若干押し負けてる気はしましたが(笑)美味しいというよりは印象に残るラーメンですね。
群馬県は以上。
あってりめん こうじ 安中原市店@磯部
中華蕎麦 あお木 second@北高崎
中華蕎麦 鳴神食堂@井野
つけ麺 弥七@茂林寺前
煮干拉麺 小烏丸@高崎問屋町
みやご食堂@群馬藤岡
麺屋 照の坊@茂林寺前
計8杯
めちゃくちゃな有名店こそないですが、行ったお店のレベルは総じて高かったです。上州藤岡ラーメン、もう少し掘り下げてみたいかも。
青竹手打ちラーメン 麺や 大山@堀米
佐野ラーメンの有名店です。スープが優しめですね。無化調ではないと思いますが、個人的には化調をガッツリ感じるくらいの佐野ラーメンが好きなのでここはハマりませんでした。ただ人気店なので掲載しておきます。
佐野麺屋 田村屋@佐野
佐野ラーメン続きで。ぶっちゃけあまり印象がなく、無難に美味しかったな〜くらい。こちらも人気店なので掲載。
麺屋 ようすけ 本店@田島
上で挙げた「田村屋」出身です。しかし佐野ラーメンではもはや一番の有名店。だからってわけではないですが、やっぱり美味しかったです。適度に(重要)ガラの旨みが出て、化調もしっかり効いて、麺はコシが強くて長くて、これぞ佐野ラーメン。ここまでスープと麺が良いとトッピングは半分おまけに感じてしまいますが、チャーシューもとろけて美味しかった。
佐野ラーメンでは優先して行くべきお店かと思います。私自身まだ5、6軒くらいしか食べてないので参考になるかは微妙ですが。好きなジャンルなので来年はちょっと本腰入れて回ってみます。
手打 焔@黒磯
初めて食べてから「必ず毎年1回は行こう」と決めてるお店。今回で3回目です。ということで初めて塩に挑戦してみましたが…あ、醤油じゃないとダメなんだ。いや、これも決して不味いわけじゃないんだけど、醤油が美味すぎんのよ。反省の意味も込めて載せときます。焔は醤油!!
栃木県は以上。
青竹手打ちラーメン 麺や 大山@堀米
佐野麺屋 田村屋@佐野
手打 焔@黒磯
麺屋 ようすけ 本店@田島
麺屋 つるる@足利
計5杯
佐野エリア、ほんとすごいですよ。数百メートルおきに佐野ラーメンのお店ありますからね。目立った新店を聞かないわけです。
飯村製作所@研究学園
つくばエリアにあるタンメンのお店です。これだけの野菜が溶けても食べ終わりまで強さを失わないスープが素晴らしい。提供前にニンニク、生姜の有無を聞いてくれるので飽きの心配がないのも嬉しいですね。
ふとタンメンの歴史について考えてみると、こちらや「一笑」のような白湯タイプはいつ頃から出てきたのか気になりました。タンメンと言えば西荻窪、「はつね」のような町中華系のあっさりタイプを想像すると思うので、こってりなタンメンを普通にタンメンと呼んで食べてる自分に後から驚きました。
↑はつね
煮干中華ソバ イチカワ@つくば
茨城屈指の有名店です。適度にエグみのあるスープにパツパツ麺を組み合わせたわかりやすい煮干しラーメン。舌に刺さるようなしょっぱさで、ある程度替え玉を前提とした味付けの模様。近所であればいいですが、県外から来て並んで食べるほどではないかなぁ。というのが実直な感想です。
茨城県は以上。
飯村製作所@研究学園
中華蕎麦 一無庵@新守谷
煮干中華ソバ イチカワ@つくば
計3杯
正直あんまり目ぼしいお店がないんですが、来年はもう少し回りたいですね。水戸のスタミナラーメンとか。
白河ラーメンの元祖です。数年ぶり2回目。スープが丸い!ここから分かれたお店には10店舗ほど行きましたが、そのどれよりも丸い。白河ラーメンは醤油がシャープに効いて出汁は出すぎない印象でしたが、まさか本家が違うとは驚きです。てことは、スープを変えてるってことか?いつからそうなのかはわかりませんが、一つ面白い発見ができました。
さて、こちらは「時間までに戻ってこい方式」の整理券制。私は別のラーメン屋に行って暇潰しできるんですが、ほかの人はなにしてるんでしょうか。白河ってラーメン以外になんかあるの?
福島県は以上。
手打中華 餐@磐城石川
計2杯
田舎ラーメンの美味しさについて考えたことがあります。空気が綺麗、水が綺麗、風土に合ったものを出してる、いろいろあると思いますが、論理的な理屈よりも一番は「なにもない土地にポツンとあるオアシス感」なんじゃないかなと。まったく同じラーメンを東京の繁華街で食べてどう思うのか、気になります。
店名にもある通り、燕三条ラーメンの元祖です。豚骨ベースのスープに香る程度の煮干し。合わせるのは二郎系のような極太麺。スープはいいんですが、麺のコシが弱くふにゃふにゃ。もっと食べ応えのある麺を想像してたのでちょっと残念です。そういや以前食べた「福来亭」もそんな感じだったか…。まだまだデータが少ないですが、こっち(関東)で食べるそれとは少し違う気がしますね。煮干しが弱くて、麺が柔らかい。マーケティングの問題かもしれません。
新潟県は上の1軒のみです。燕系、長岡生姜醤油のほかにも3つご当地ラーメンがあるみたいですが、イマイチ惹かれません(笑)気が向いたら食べに行きます。
小麦そば 大渡@信濃松川 ※移転
「くろ㐂」出身。このお店は共同経営だったみたいですが、トラブルがあり独立。現在は松本市で「小麦そば 池」として再スタートしてます。
くろ㐂のスープと比べると魚介、特に煮干しの香りが強く、逆に動物は控えめ。基盤は同じと思われるので作り手のエッセンスでしょうか。麺、トッピングはくろ㐂譲りの素晴らしいクオリティです。
↑食前の小麦茶。上品な甘み。
↑くろ㐂にもある糸島メンマトッピング。サクサクでうんまい。
↑くろ㐂定番の焼売。本家と遜色ない仕上がり。
現在の味がどうなってるかはわかりませんが、かな〜りくろ㐂リスペクトな印象は受けました。移転先の店舗にも行ってみたいです。
鴨の効いた鶏清湯です。鴨油も使ってると思いますが、油を避けて飲んでもしっかり感じるほどの鴨感。鴨は原価が高いので油でそれっぽく仕上げるお店は多くありますが、こちらは本物と言えるでしょう。見慣れたビジュアルでも実際に食べてみるまでわからないのがラーメンの面白いところです。
らぁ麺 麦一粒@信濃松川
長野ではかなりの人気店みたいですね。塩推しっぽかったので塩ラーメンをチョイス。まとまっていて、無難に美味しい鶏清湯です。
平日の昼時に行きましたがほぼほぼノーゲス状態。休日は混みそうですが、このレベルが待ちなしで食べれるのは驚きです。
長野県は以上。
小麦そば 大渡@信濃松川
清湯醤油 ほし乃@長野
麺道 千鶏@寺下
らぁ麺 麦一粒@信濃松川
計5杯
鶏清湯の幅の利かせ方がすごい印象です。「長野 ラーメン」で検索すればおわかりいただけるかと。蕎麦が有名な県ということで、ラーメンはワンテンポ遅れた流行なのかな?と思ったりしました。ほし乃、麒麟児、千鶏はいずれも関係店ですし、狭いコミュニティで一人勝ちしてるイメージです。
中華蕎麦 うゑず@国母
日本で唯一の「とみ田」に公認された独立店です。ということでそれっぽい味わい。今のとみ田ではなく昔のとみ田ですね。系列店ならば同じものが食べれると思います。つまり「関東圏の人間ならわざわざここで食べなくても」という感想ですが、これが甲府にあることに意味があるんでしょうね。平日でも大行列です。私が行ったのはキャンプのついででしたが、そういう使い方をすると満足度は高いかも。LINE予約必須なので行く際はご注意を。
手打ち工房 凌駕@国母
「とら食堂」出身。ほうれん草の枠が水菜になっていて一見とらっぽくはない見た目です。特筆すべき点はないですが、甲府エリアで食べられる白河ラーメンということで需要はありそうです。
蓬莱軒 本店@金手
「支那そばを全国で初めて復元した発祥の店」だそうです。あれ?じゃあ浅草の「来々軒」は?来々軒を復元したのがこれってこと?調べてもよくわからず、、、とりあえず歴史のあるラーメンみたいです。
オーダーはワンタンメン。魚介がじんわり効いた鶏ガラスープ、ザクザク食感の中細麺、焼き豚。メンマは食紅で色付けですかね?ステキ。皮たっぷりのワンタンも頼んでよかったクオリティ。写真だとわかりづらいですが、丼が大きくボリューミーです。1000円でこれは大満足。ただ歴史に肖っただけではない実力派のお店でした。
山梨県は上の3軒のみです。目ぼしいラーメン屋が少ねえ!あれか?ほうとうか?みんなほうとう食ってんのか?(私も食べました😅)
「支那そばや」出身。特製塩のメンマトッピングをオーダー。修行元同様、素材同士が複雑に絡み合った深〜いスープ。ただ、比べてみると濁りがなく澄んでます。出汁感がストレートに伝わってくる好きなヤツです。しなやかな自家製麺に加え、トッピング各種も極められ非の打ち所が見当たりません。増したメンマもコリッコリで最高でした。
印象に残ったお店は多々ありましたが、純粋に味が良くて感動したのはここくらいかも?伊豆エリアですので旅行の際にでもぜひ行ってほしいお店です。いや、旅行じゃなくても行ってください。それくらいオススメです。
実は2日連続で行きました。今度は醤油を食べようと思って行ったけど残念ながら売り切れ。リベンジ必至ですね。なので暫定的に塩しかオススメできませんが、その塩がめちゃくちゃ美味い。美味すぎる!!
麺創房 LEO@西焼津
このお店の名物、「冷香麺」目当てで行きましたが残念ながらやってなかったので、券売機左上の塩を特製でオーダー。うお、めちゃくちゃ美味え。油も多いけど、スープ自体も濃い。非常にわかりやすく、誰が食べても美味しいと思うであろうスープです。チャーシューも見たまんまの味。良い意味で。パッと見美味しそうでも実際は筋っぽかったり獣臭かったりで微妙なチャーシューってあるじゃないですか?そうじゃなくて目に映ったままの期待を裏切らない味です。
総じて仕事量を感じる素晴らしいお店でした。来年は冷香麺リベンジ。醤油も食べたいです。きっとどのメニュー食べても美味しいんだろうなぁと思います。
麺屋 さすけ 本店@掛川市役所前
京小麦の2種盛りつけ麺とかそんな名前のメニュー。限定だったかな?ちょっと覚えてないですが、サブでこのクオリティならおそらくデフォも間違いないでしょうってことでご紹介。この2種盛りっていいですよね。つけ麺は量食べたいですがずっと同じだと飽きちゃうので、個人的に好きな発想です。同じ品種のものを精製度合いで分けて、それぞれの特性に合った調整をしている模様。特に茶色いほうの全粒粉麺がモッチモチで美味しかった。食べるたびになくなっていくのが悲しいくらいに。
麺屋 龍壽@自動車学校前
よくある感じですが、人気店で無難に美味しいので。麺が一般的なそれより少し細いでしょうか。24番とか?メンマに見えるのは実はエリンギ。細かいこだわりを感じます。
湯河原 飯田商店 ららぽーと 沼津店@片浜
ららぽーとフードコート内の飯田商店。手軽に食べられるのが嬉しいですね。
「渡なべ」出身。今年一番印象に残ったお店です。オーダーは塩のチャーシュートッピング。
一言で言えば「お茶漬け味のラーメン」で、こんなのは食べたことがない。気を衒った感じに見えるかもしれませんが、おそらく大真面目。店内ポップには「アサリ出汁に隠し味の掛川茶、藻塩」とだけ。組み合わせの結果でお茶漬けになったのか?いや、あられが浮いてるから意識してるのか?真相はわかりませんが、こんなにまとまった形でスープにするとは…。恐れ入りました。
さて、そのスープに合わせるのは手揉みの極太麺。このチョイスもまたニクいです。スープを飲んで一瞬ラーメンらしからぬ違和感を覚えますが、力のあるこの麺を食べてハッとする。意識を戻される。これはラーメンなんだと。異様に落ち着く組み合わせにじわじわと感心。
んで、チャーシューがべらぼうに美味い。焼き豚でしょうけど、香り付けをしたような薫香もある。しっかりした肉質ながら筋っぽさは皆無で本当に美味しかった。ポケットに入れて持ち帰りたいくらい。肉好きはチャーシュー増しマストです。
いやぁ、衝撃すぎて退店してから駐車場で立ち尽くしてしまいましたよ。こんな素晴らしいお店が未食のままだったなんて。地方のラーメン巡りはこれだからやめられない。磐田はあまり用がなさそうな土地ですが、激しくオススメです。
静岡県は以上。
田島ラーメン@比奈
鶏そば専門店 麺や厨 本店@県総合運動場
Noodle Dishes 粋蓮華@焼津
僕家のらーめん おえかき@遠州岩水寺駅
めん奏心@代官町
麺創房 LEO@西焼津
麺屋 さすけ 本店@掛川市役所前
麺屋 ブルーズ@富士宮
麺屋 龍壽@自動車学校前
湯河原 飯田商店 ららぽーと 沼津店@片浜
らーめん ヤマシロ@御厨
計14杯
挙げたお店以外にも、人気店には結構行けたなぁと思います。キャンプにハマったのが大きかったですかね、富士山近辺に行くことが増えたので。ヤマシロを筆頭に、また行きたいと思えるお店が多かった印象です。
麺道 ひとひら@江南
つけ麺が人気なお店です。こちらは限定、京小麦の昆布水つけ麺。限定とはいえ、この手のつけ麺は定期的にやってるみたいですね。麺への注力度合いが一瞬でわかるほどの美しさ。見てよし、食べてよしの一級品です。茶色く見えるのは全粒粉麺。「さすけ」と同じく、2種盛りチックになってます。てか、この粉はさすけに分けてもらってたはず。東海地方は名店同士が仲良しで、コラボやイベントをよくやってるイメージです。
愛知県は上の1軒のみです。リニューアル後の「紫陽花」をはじめ、行けてないお店がまだまだたくさん。特に気になるのは「奏」と「めろう」ですかね。来年の目標です。
麺 㐂色@細畑
「くろ㐂」出身。くろ㐂のそれよりややオイリーで、スープ自体も若干濁った感じ。麺は見分けがつかないくらいにそっくりです。ちょっと白いかな?チャーシューは正統派の焼き豚でこれはくろ㐂にはない要素ですね。でも、まぁ似てます。
↑焼売もほぼ同じ。
今年行ったお店の中では家から一番遠く、念願だったので喜びもひとしおでした。整理券を深夜のうちに取って、そのまま駐車場で車中泊したのはいつまでも忘れない思い出になることでしょう。
岐阜県は上の1軒のみです。ドライブ中気になったのは岐阜タンメン。あと高山ラーメンか。白川郷って勝手に見に行っていいんですかね?行けるならそのついでに行きたいんですが…世界遺産だし無理か(笑)
「長くてなにがなんだかわかんなかった」という方もこれを見れば一発。一番印象に残ったのはヤマシロ、次いでひら井。美味しかったのは弥七、福々亭かな。のんきやは玄人向けです。
だいぶざっくり書いてますので、もっとここ掘り下げてほしいなどご意見ありましたらリプかDMでどうぞ。お疲れ様でした。
おわり