どうも、ダブり無職エネルギーです。
訳あって春休みが湧き出てきました。そしてマイカーを手に入れました。こりゃあ旅に出るしかねえ。平日だし誘う人おらんから1人で行きます。1人で行く以上そんな遠くには行けんので、適度なとこにします。ブログにしたら(俺が)楽しそうと思ったので、ブログにします。
以下プチ旅行。
出発前にヤクはかかせません。この季節、これがないとやってられん。朝、昼、夜でそれぞれ2錠。うん、美味しい。
音楽はクラシックで優雅にいきましょうか。よく同乗者に「眠くなるのでは?」と訝しまれますが、はい、眠くなります。
お供はレッドブル。モンスターはね、もう歳のせいか飲めないのよ。調べてないけどあれ、レッドブルよりカフェイン多いでしょ。そもそもカフェインに弱い体質なもんで、あれ一本飲むと動悸が止まらなくなるんです。味もこっちのが好き。コーヒーはてんでダメ。
さて、今回の目的地は長野県北安曇郡。
ただ食べたいラーメン屋さんが2軒あるというだけなので、それを食べられたら目的は達成です。そのあとのことはなにも考えてないですが、行き当たりばったりでいきましょう。
ナビをセットして、いざ出発。
高速使って4時間弱ねぇ。長野は埼玉の隣県じゃなかったのか?まぁいいでしょう。
現在朝の5時過ぎ。ラーメン屋さんのオープンは11時半なので、予定通り着いてしまうと並ぶにしても少し暇です。近所の川に行ってみましょう。
こちらは私がよく釣りをしてる荒川水系の釣りスポットです。朝5時前後、いわゆる「朝マズメ」ですね。わかりやすく言うとおさかなフィーバータイム。私は朝以外で釣れた経験がないので、このワードに対する信頼は厚いです。
この時間の青白くて不気味な空、好きなんだよね。
車にはいつでも釣りとキャンプができるように用具が敷き詰めてあります。
つーわけで実釣。…したんですが、川の魚がどうやら絶滅していたため、切り上げて目的地に向かうことにします。
最寄りのICからばんごりと高速に乗り、
中間地点くらいでPAに来ました。残念ながらアイドルではないので、うんちをさせていただきます。
旅途中のPAで吸うヤニ、この世で一番美味い。
あ、そういえばジッポを買いました。玄人感が出て気に入ってますが、所詮ヤニカスに変わりはないので身を弁えます。
松本ICで高速を降り、ここからは下道で1時間ほど。
着きました。
私の大好きな「饗 くろ㐂@秋葉原」出身の弟子が待望の独立、早くも話題になってる新店です。最寄りは信濃松川駅になるそうですが、車で来てるのでよくわからんです。駅から2km離れてるらしい。
食前に小麦茶。国産小麦由来のナチュラルな甘味が素敵。
くろ㐂といえばの名物焼売。本家と遜色ないクオリティ。
こちらも定番、糸島めんま。
ラーメンはこんな感じ。塩の特製をチョイス。
くろ㐂の鶏感を弱めて、そのぶん魚介を厚くした感じのスープ。
タレ、麺、トッピングの再現度が高く、雰囲気はかなり近いです。ただ、寄せようとしてるのか、オリジナリティを出そうとしてるのかがわかりにくく、どっちつかずで少し中途半端な印象。新店なのでこれから良くなっていくのでしょうけれど、現状はそんな感じでした。
2軒目。
大渡から車で10分くらい。同じく信濃松川駅が最寄りだそう。
こちらもくろ㐂関係で、黒木さんがラーメンにハマるきっかけとなった「らーめん天神下 大喜@仲御徒町」から独立した人のお店。
塩らぁ麺をチョイス。
大喜自体が奇抜なラーメンを出すお店ではないので、こちらも飛び抜けたなにかはない。しかし、上手くリアレンジしてまとめてます。
実力もあるし知名度も高いですが、平日とはいえお昼時に空席多数でちょっとビックリ。ファミリーがちらほら来てたので、休日は混みそうです。
さて、このへんにはもう用がなさそうなので、なんとなく長野市の中心に向かってみます。
埼玉を走るのとはワケが違って、景色がキレイ。
車旅行といえばの、道の駅。
ここらでなんとなく今後の構想を立てつつ、そこで使えそうなそば茶を購入。
エメラルドグリーンな高瀬川。つい車を停めてパシャリ。
初めて見た長野駅。結構でけ〜。
長野県自体は何回か来たことあるけど、電車では来たことないからな〜。
コンビニで一休み、ガソリン入れたりして、17時くらい。懲りずに釣りに来た。今回は「夕マズメ」です。
犀川(さいがわ)という信濃川水系の一級河川で、画像ではわかりにくいですが、水質がクリアで底が丸見え。てか、ここも絶滅してるわ。水見えてるのにいねーもん。
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やってみたら下手だったのでそのへん飛んでたカラスに標的変えて石投げたら肩痛めました。
こんなぬかるみ散歩させんな。
これが許されるのは小学5年生くらいまで。
釣りを切り上げたあたりから帰るのがめんどくさくなってしまった(体力的にもキツい)のと、明日も長野にいることで生まれるメリットを無理やりこじつけ、宿泊を決意。そうと決まれば晩餐です。
車を15分ほど走らせ、着きました。
長野ではかなり有名なお店ですね。
中華そばをチョイス。
「なんだ、またお前か。」と見下しながらスープを飲んだら、鴨!しかも油じゃない、スープから。これどんだけぶっ込んでるんだ?スープ自体から鴨の味がする鴨を謳ったラーメンは結構レアですよ。わかりにくい表現ですが(笑)
とにかく本物を求めてる感じが伝わってきて、好印象でした。
美味しい夜ごはんを食べてテンションが上がりました。このテンションをさらに上の段階へ押し上げるため、銭湯に行きましょう。
なにを隠そう私は埼玉屈指の銭湯民族と呼ばれていましてね。旅には欠かさないのですよ。
麒麟児から車で30分、宿泊予定地からもそう遠くない「湯ったり苑」、到着。
泉質は塩化物泉。スーパー銭湯ですが源泉掛け流し(加水なし、加温なし)の浴槽があって、やっぱり山だからか〜ってなりました。埼玉には少ないので嬉しいです。
「初見の銭湯ではすべての設備を堪能する」ポリシーを貫き、1時間半ほどで上がりました。どう考えても寝不足なのでサウナは少しだけ。
ヤニゾーンが見当たらなかったので車でシメます。この明治のバナナオレめちゃ好き。
やっぱりスーパー銭湯はいいですね。ガチ温泉やガチ銭湯も好きなんだけど、設備が整っててキレイなのが非常に助かる。生まれてきてくれてありがとう。
よし、眠くならないうちに車を走らせよう。
今日の宿泊地は〜
ここでィ!秘技、河川敷!
もうキャンプ場は地理とか予約の関係で無理でした。満喫やビジホは明日のラーメン代に回したいのでパス、となると野営一択。
勝手にキャンプしていいの?と思われるかもしれませんが、河川法に則っていれば基本OK。自治体が規制してる可能性もあるので市町村のホームページで確認しましょう。長野市は大丈夫そうでしたので、ありがたく使わせてもらいます。
つーわけで寝床ができました。
夜1人での設営でもまぁそれなりになってくれるワンポールテントさんちゅき。
内装。
私は各務原なでしこなのでルミエールランタンはもちろん所持しています。とはいえ一酸化炭素が怖いので雰囲気だけ楽しんでLEDにスイッチ。
焚き火は必要ないのでしませんが、少し寂しいので代わりに先ほど買ったそば茶を淹れてみましょう。あ、水買い忘れた。あ、崖の下に水あんじゃん。というゲェジみたいな独り言を呟きながら水を汲みに行きます。
落ちたら多分本当に助からないくらいの斜面でした。水GET。
いくら水質が高いとはいえこの煮沸が甘いと明日が台無しになる可能性があるので、しっかり沸かします。
その間にダイソーのキッチンペーパーを使ってそばティーバックを作っておきます。
ニンニクみたいで美味そうです。
無毒にはなりましたが、あとで歯磨きにも使いたいのでキッチンペーパーで濾します。
コップに移してジャブジャブ、完成。
不味い。
明日は何時に起きましょうかね。ラーメン間に合えば何時でもいいのだけれど。朝起きて崖の下で釣りして、もっかい寝て起きたらちょうどいいかな。そんな感じで、今日も1日楽しかった。
最後まで見ていただきありがとうございました。キャンプしたい人は声かけてください。女性限定で。
乾燥に気をつけて、寝ます。